ボルドーワインと料理を楽しむ

ボルドーのワインは食卓でさまざまな料理とともに楽しむことで、その魅力を余すところなく表現します。

ボルドーには赤、白、ロゼ、クレレやスパークリングなど、ドライなものから半甘口、濃厚な甘さをもつもの、爽快な魅力をもつワイン、フルーティーでチャーミングなワイン、しっかりとした芳醇なワインなどあらゆるタイプのワインがそろっています。

どんな食卓にもどんな料理にも最適のワインをボルドーから選ぶことができるのです。

ワインと料理の組み合わせに基本的な指針はありますが、嗜好や美意識などによって自由に変化するクリエイティブな楽しみです。

一皿の料理という多面体にどこからワインという光をあて、魅力を感じる面をどのように輝かせるかは自由です。

爽やかな白ワイン

アントル・ドュ・メールやボルドーの白、グラーヴのドライな白ワインなどは、爽快で切れ味の良い酸味をもち、新鮮な柑橘類やフレッシュハープの香りが特徴的です。

このようなワインは、素材の風味を生かしたピュアな料理と楽しむのが基本的です。

生牡蠣や牛刺身、マリネやカルパッチョなどとは食事のスタートとして最適の組み合わせです。

サラダや温かい野菜料理ともヘルシーな魅力が楽しめます。

イカ、エビ、などのシンプルな揚げ物、焼き魚などにレモンのすだちの柑橘類やポン酢を添える料理には、ワインのもつ酸味と香りが油っぽさや牛魚の臭いを消す役目を肋けます。

ハープの香りは、バジルやパセリなど西洋薬味限らず、大粟や三つ菜など日本の香味野菜との相性も良いものです。

軽くフルーティーな赤ワイン

カジュアルで親しみやすいコートのワインやボルドーの赤は、食事の最初から最後まで楽しめます。

マグロやカツオなどの赤身の魚料理、ソーセージやベーコンを添えたサラダ、トマトソースを使ったパスタやグラタンなどには、ちょっと温度を低くして合わせると良いです。

炭焼きの鶏やうなぎの蒲焼、ジンギスカンや韓国風の焼肉など、日本の食卓にのぼる幅広い料理にてらうことなく楽しめます。

豊かな昧わいの白ワイン

グラーヴやペサック・レオニャンに代表されるような、華やかな香りをもち芳醇でしっかりとした白ワインは、料理が強い個性をもっていても存在惑が薄れることかありません。

ゼラチン質や脂の乗った魚などの海の素材はもちろん、鶏肉や豚肉の白身肉の料理も赤ワインよりやわらかい組み合わせになります。

オリーヴオイルやバターを使った料理や、日本料理の出し汁の旨味も引き立てます、複雑な料理法の芸術的料理のもつ大きな味覚の悦びや香り高いハーモニーを、さらに広がりのある満ち足りた食事として演出するでしょう。

甘口の白ワイン

甘味があるからといってデザートの時だけに楽しむものではありません。

もちろん、グラス一杯の甘ロボルドーはそれ自体が極上のデザートにもなりますし、多くのデザートやフルーツとの組み合わせは食事の締めくくりに最適なものです。

しかし、甘口のボルドーは食事とともに楽しめるバランスをもったテーブルワインでもあるのです。

バターやクリームを使った料理のほか、白味噌や胡麻、マヨネーズとも相性が良く、スパイシーな料理や青かびチーズ、フォワグラのテリーヌとは最高の組み合わせになります。

凝縮感のある上質の赤ワイン

エレガントで心地よい渋味をもつメドックや、なめらかで肉厚のサン・テミリオンなどは肉の脂肪を旨味に変え、肉のもつ風味を引き立てることはいうまでもありません。

ラムや仔牛などのやわらかくデリケートな肉質のものをはじめ、牛肉や野生動物のリッチな味わいを幡幅広く楽しめます。

ローストした肉やシンプルなソテーやグリルにはメドックの繊細さが上品な組み合わせになります。

しっかりした煮込みやソースを添えた料理には、サン・テミリオンやポムロールの力強さがボリューム感のある充実した組み合わせになるでしょう。